クイズ!このアートはなんだろな!?#2 山田宴三 「虹の絵」編
さあ、今回は靖山画廊さんで開催している
山田宴三さんの個展「虹の絵」からの出題です!
ブレた写真のような絵画ですが、彼が何を伝えたいかわかりますか??
それでは、早速スタートです!
1枚目!
ここはどこでしょう?( ´∀`)
2枚目!
女性っぽい!露出度多め!笑
3枚目!
どっかで見たことありますね^^
さあ、いかがでしょうか?
それでは答え合わせです!
彼が重要視したことは「今」という瞬間を表現すること。
プリズムの原理で光を分解して虹ができるように、
今の出来事を分解することで、「今」起きていることを顕在化しようとしました。
だから「虹の絵」というタイトルにしたそうです。
さらに、「今」という一瞬は、被写体だけでなく、描き手も動いているはずで、
双方は動きながら世界が流れているため、このようにブレた絵で
双方が動いている今を切り取っているのです。
また、モチーフも現代を表現するものを取り上げています。
さて、なぜ、彼は「今」にこだわっているのでしょうか?
それは、時間に追われがちな現代人は、
思いの外、「今」という時間をないがしろにしがちですよね。
地に足を付けて、「今」を見据えてみると、自分のこと、家族のこと、
世の中の社会問題など、いろいろなことが見えてきます。
忙しさを言い訳に、仕事より大事なことを見落としていませんか?
あなたは「今」を生きていますか?
今日はこんなところで^^
こちらの個展は4/28までなので、ご覧になりたい方はお急ぎください!
詳細はこちら↓
----------------------------------------------
作家名:山田宴三
展覧会名: 虹の絵
画廊:靖山画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座5-14-16
銀座アビタシオン1階
会期:2017年04月17日(月) - 2017年04月28日(金)
営業時間:11:00-19:00 日曜休廊
※土曜・最終日は17:00まで
※本記事は、あくまで一意見として、ご参照ください。
アートは見る人によって、その意味や印象は十人十色です。
今回ご紹介させて頂いた以外にもたくさんの見方がありますので、
ぜひ、実際に体感して、自分なりに考えてみてください^^